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できるだけ傷跡をきれいにする処置

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2021.04.13

 皆さんは、傷はどうやって治るのかご存じですか。病院にいけば、消毒液を塗られて、やっぱり乾くのを待つ。やがて、かさぶたができて、「はい、治りました!」これって本当に治っているの?
 傷の治り方は、その深さで全く違います。皮膚のすぐ下には皮下脂肪がありますが、この皮下脂肪を超えない深さを「浅い傷」、皮下脂肪を超えて深く損傷すると「深い傷」になります。
 「浅い傷」は、その表面を適切な湿った環境(傷の表面が生体内と同じ環境)に保ってあげると、皮膚を再生する細胞が傷の表面にあふれ出てきて、あっという間に治ってしまいます。「深い傷」の場合、「浅い傷」のようにはいきません。深い溝のように組織が欠損していますから、この欠損部を埋める土台ができて、皮膚の高さまで盛り上がって、やっと皮膚の再生が始まります。この欠損部を埋める土台を肉芽組織といいますが、鮮赤色のきれいな肉芽組織を作るためにも、浅い傷の時と同様に湿った環境を保つことが重要です。
 この湿った環境に保つ方法として、創傷被覆材と呼ばれる製品が最近よく使われるようになりました。代表的なのは、薬局で市販されている「キズパワーパッド」などです。この被覆材で傷の表面を覆ってあげることで、容易に湿った環境を作れますし、浅い傷であれば、短期間できれいに治ってしまいます。ただし、被覆材を使用するときは、いくつか注意点があります。 

①傷の表面や中に砂や汚れなどが残ったまま使用すると、細菌の繁殖を助長するため化膿しやすくなります。まずは傷の表面を徹底的に流水で洗い流すことが大切です。
②かさぶたが残った傷に使用しても効果は期待できません。かさぶたが皮膚の再生を邪魔していますから、病院で除去してもらいましょう。
③被覆材を貼ると、どろどろの汁が内部にたまってきます。しかし、これは膿汁ではありません。皮膚を再生する細胞を育てるエキスがたまっているのです。「化膿だ!」って驚かないように。
④被覆材を交換するときも、十分に洗い流してください。水道水でも大丈夫です(日本の水道水はとてもきれい)。この時大切なのは、傷の表面をゴシゴシこすらないことです。傷の表面に出てきた新しい細胞を洗い流してしまうからです。弱酸性の石鹸をよく泡立てて優しく洗ってあげると、痛くないですし、清潔に保てます。
以上のことに気を付けて被覆材を上手に使えば、驚くほど早く、しかもきれいに傷が治りますよ。

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